ピクサー・ジブリ、ディズニーから見るブランドの法則(3)
続き
では彼らの映画がなぜおもしろいだろうと観客は思うのか。
それは、今までの彼らの映画が面白かったから
に他なりません。
(A)そう、今までの映画が面白かったから、、、(経験)
(B)これからの映画も面白いだろうと予測できる。(予測)
(C)面白いのならば、見たいじゃないか。(実行)
この3プロセスによって、観客は彼らの映画を見るのです。
今や、この3つの会社は映画業界において大きなブランド力を保持しているといっていいでしょう。(ジブリは制作をやめてしまいましたが)
世間が求めるブランド力とは、今までの実績によってのみ積み上げられるのではないでしょうか。
決してブランドとは、投資やマーケティングによって作られるものではないということです。
「顧客の期待に答えてきた」その実績がブランドやイメージを作り上げるのです。
ある物を買ってみたとき、買ってよかった!また同じ会社のものを買おう!
こう思わせることこそがブランドをつくる礎になるのではないでしょうか。
製品やサービスに対する今日の努力、明日の努力がブランドを作っていくのだと確信しています。
そうした努力を積み重ね、一人づつ顧客を感動させていくことことで、世間のブランドはできていくのです。
努力に勝るものはないのです!という考えでした。
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